既成市街地にマンションが建ってうれしい人などいるはずもありません。皆反対です。でも、こんな経験をたくさんしている人はいません。つまり、どうしたらよいか誰もわからないのです。
私にしても、普段は逆の立場で仕事をしています(ただし、今回のような既成市街地にマンションを計画するようなことはしたことがありませんが)。
しかし、近隣の人たちと改めて会ってみると、さまざまな職業の方々がいることがわかります。
とりあえず、まず会を立ち上げることです。一般的にマンションの反対では「○×の環境を守る会」というのがお決まりの名称らしいですが、我々の会もそのような名称で作ることになりました。
次は、会員集めです。会員は多い方が望ましいです。ただし、明らかにマンションの影響が及ばないところに住んでいる人まで声をかけても無駄です。
一緒に今後のまちのことを考えてくれる人に声をかけなければなりません。
それと同時にマンションの計画説明会を開催するように要望します。
説明会は要望しなければ開かないケースが多いです(個別に説明しても良いことになっているので)。
説明会ではいろいろな人がさまざまな理由で反対の意見を言います。相手側にこれは手強いぞという印象を与えることも必要です。
ということで、第一回の説明会が開催されることになりました。 (つづく)